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カール・マリア・フォン・ウェーバー

Carl Maria von Weber

カール・マリア・フォン・ウェーバー

ドイツ | 1786年生 – 1826年没 | 25曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

ドイツ初期ロマン派を代表する作曲家、指揮者、ピアニストであるカール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)は、39歳で生涯を閉じたが、「ドイツ・ロマン派オペラの父」と称され、その確立に決定的な役割を果たした。幼少期から音楽と演劇の家族と共に各地を巡り、ミヒャエル・ハイドンやアベ・フォーグラーに師事した。18歳でブレスラウの歌劇場指揮者に就任した後、プラハの歌劇場監督、ドレスデン宮廷歌劇場の楽長を歴任した。彼は大規模なオーケストラの採用や挑戦的なレパートリー、優れた歌手の起用を通じて、ドイツ語オペラの地位向上に尽力した。 ウェーバーの音楽は、古典派からロマン派への橋渡しを担った。彼はロマン主義の先駆者として、感情を形式よりも重視する作風を特徴とする。特に、革新的なオーケストレーション、劇的な物語性、そしてドイツの民俗的な伝統への深い繋がりが挙げられる。彼のオペラでは、ドイツの伝説や文学に由来する超自然的な要素や、田舎の生活、森の情景などが描かれ、感情豊かで幻想的な世界観が展開された。その音楽は、後のリヒャルト・ワーグナーをはじめとする多くの作曲家に影響を与えた。 代表作としては、ドイツ・ロマン派オペラの金字塔とされる歌劇『魔弾の射手』(1821年)がある。ドイツの民間伝承に基づく物語、超自然的な要素、革新的なオーケストレーションが特徴で、ドイツ国民の間で絶大な人気を博し、ワーグナーに大きな影響を与えた。最後のオペラ、歌劇『オベロン』(1826年)は、幻想的な物語とオーケストレーションの妙技が光る。また、ピアノのための小品『舞踏への勧誘』(1819年)は、プログラム的な要素を持つピアノ音楽の傑作として後の作曲家にも影響を与え、ベルリオーズによるオーケストラ編曲で広く知られる。

収録楽曲