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Joaquín Rodrigo Vidre

ホアキン・ロドリーゴ・ビドレ

スペイン | 1901年生 – 1999年没 | 2曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

ホアキン・ロドリーゴは1901年、スペインに生まれた。3歳で視力を失ったことがきっかけで音楽の道に進み、8歳からピアノとヴァイオリンを学んだ。バレンシアでフランシスコ・アンティチに、パリでポール・デュカスに作曲を師事し、音楽学も深く学んだ。1924年には管弦楽曲でスペイン国家賞を受賞し、その才能を認められた。1939年に発表した代表作《アランフエス協奏曲》により、ロドリーゴは世界的な名声と国民的作曲家としての地位を確立した。その後、マドリード総合大学で音楽史教授を務め、1991年にはスペイン国王より「アランフエス庭園侯」の爵位を授与された。 ロドリーゴの作風は「ネオ・カスティシスモ(新生粋主義)」と称され、スペインの伝統文化と国民性を前面に押し出した独自のスタイルを確立した。明確できびきびとしたリズムを持ち、モダンな民族舞曲や宮廷舞曲、擬似古典、バロック舞曲を基調とする。ファリャのようなフラメンコや強い宗教性は目立たず、むしろ古い宮廷音楽や穏健な民族舞曲への憧れが顕著であった。19世紀ロマン派の重厚さを避け、高音の透明感を強調することで、新古典的な視点から18世紀以前のスペインを想起させる音の風景を創造した。政治的メッセージを避け、明るい色彩と抒情性を持つ音楽を一貫して生み出した。 ロドリーゴの代表作は、クラシック・ギターと管弦楽のための《アランフエス協奏曲》である。この作品はスペイン近代音楽およびギター協奏曲の先駆けとなり、特に第2楽章「アダージョ」は20世紀のクラシック音楽を代表する楽曲の一つとして世界的に有名である。マイルス・デイヴィスがジャズで取り上げるなど、ジャンルを超えて広く知られ、その後のギター協奏曲の創作に大きな影響を与えた。その他、著名なギタリスト、アンドレス・セゴビアの依頼で作曲された《ある貴紳のための幻想曲》、4本のギターとオーケストラのための《アンダルシア協奏曲》もギター協奏曲の傑作として知られる。

収録楽曲

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