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コンサートについて
「ハンプティ・ダンプティ」「ロンドン橋おっこちた」… 日本でもよく知られているこれらの歌は、イギリスで古くから口承で伝わってきた童謡の総称「マザーグース」のひとつです。17世紀から始まったイギリスの植民地政策とともに世界中に広がり、その数は1,000を超えるとも言われます。
イギリスでは階級を問わず親しまれ、教養の基礎ともなっているマザーグースですが、その中には「きらきら星」「メリーさんの羊」などの楽しい歌だけでなく、怖くて奇妙な歌も多く含まれています。その歴史や由来、謎解きについてはさまざまな説がありますが、怖くて奇妙なものに惹かれる気持ちは古今東西に共通しているようです。また、うさ晴らしや皮肉など、ストレス発散の手段でもあったと思われます。言葉遊びの面白さ、韻を踏むことで生まれるリズムの楽しさなどは、英語ならではの味わい深い部分でもあります。
マザーグースのほとんどの作品が生まれたといわれる17~18世紀の楽器演奏でお楽しみいただく「音楽絵本」。絵本仕立てにした山福朱実の木版画と加藤リツ子の字幕翻訳による映像と英語(原語)での歌唱と日本語のナレーション。さらに、フェルメールの絵画では目にすることがあるヴァージナルという珍しい楽器の、実際の演奏を聴く貴重な機会となるでしょう。
イギリスで学びシェイクスピア時代のリュートソング、バロック音楽の歌唱に定評のあるメゾ・ソプラノ波多野睦美、バロック・ハープとヴァージナルの第一人者であり、歴史にも造詣の深い西山まりえの最強のコンビで、不思議な世界に皆様をお連れします。
マザーグースに初めて触れる 0歳のお子様から、マザーグースの秘密を知りたい幅広い世代の皆様までお楽しみいただけるこの機会を、ぜひお見逃しなく!