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マックス・ブルッフ

Max Bruch

マックス・ブルッフ

ドイツ | 1838年生 – 1920年没 | 83曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

ドイツの作曲家マックス・ブルッフ(1838-1920)は、作曲家、指揮者、教育者として多岐にわたり活躍した。彼はロマン派の伝統に深く根ざし、特に旋律美に優れた作品を残した。ケルンに生まれ、幼少期から音楽教育を受け、15歳で作曲を学んだ。コブレンツ音楽監督、ゾンダースハウゼン宮廷楽長を歴任。1880年にはイギリスに渡り、リヴァプール・フィルハーモニー協会の首席指揮者を務めた。その後、ベルリン芸術アカデミー作曲部長、ベルリン高等音楽院教授として後進の指導にあたった。キャリア初期から中期は成功を収めたが、晩年には保守的な作風が時代遅れと見なされ、一部の作品を除いて忘れ去られていった。 ブルッフの作品の最大の特徴は、その豊かな旋律性である。彼は魅力的で親しみやすい旋律を生み出すことに長けていた。彼の音楽はロマン派の伝統に深く根ざし、豊かな表現力、美しい旋律、深い感情、そして堅固な構成感を特徴とする。メンデルスゾーンやブラームスからの影響が見られる一方で、ワーグナーやリストのような前衛的な潮流とは一線を画し、古典的な形式に忠実な保守的な作風を貫いた。また、スコットランド、スウェーデン、ユダヤなど、多様な民族音楽の要素を作品に取り入れた。 マックス・ブルッフの代表作は、ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調作品26である。これは彼の最も有名な作品であり、ロマン派の協奏曲として頻繁に演奏されるヴァイオリンレパートリーの定番となっている。その他、スコットランドの民謡にインスピレーションを得たヴァイオリンと管弦楽のためのスコットランド幻想曲変ホ長調作品46、ユダヤ教の典礼歌に基づくチェロと管弦楽のためのコル・ニドライニ短調作品47もよく知られている。日本ではヴァイオリン協奏曲第1番が特に人気で、山田耕筰がベルリン留学中にブルッフに師事したことでも知られる。

収録楽曲