プロ中心とした新しいオーケストラ、かながわチェンバーアンサンブルがお贈りする教会で聴くバロック音楽シリーズ第2回目はオルガンを特集。オーケストラとオルガンの協演は、特に有名なヘンデル/オルガン協奏曲第6番を、それ以外にも、アルビノーニのアダージョや小フーガを荘厳な雰囲気の教会でお楽しみください。
バロックの名曲としては、編成の問題などで、アマオケ・プロオケのいずれも演奏機会のない有名曲を演奏します。「王宮の花火」は、トランペットが3本の華やかな曲ですが、演奏にはとても高い技術を必要とします。ハイドンの「哲学者」は、オーボエの代わりに、アングレ（イングリッシュホルン）を2本使用しますが、まるで哲学者2人が禅問答でもしているかのような第1楽章が秀逸です。