＜Edge＞第2次大戦の最中1943年に初演されたR.V.Wの交響曲第5番／スウェーデンの至宝ヤブロンスキー・・・指揮者 藤岡幸夫が繋ぐ縁


1943年第二次大戦の最中に初演されたR.V.Wの交響曲第5番。この作品はシベリウスに献呈されている。この二人を愛する藤岡は、「全楽章で感じられる優しさと祈りがどこまでも美しい」と語る。村川やオッコ・カムとシベリウスの伝統を築く山響との縁。欧州時代の藤岡の良き友であり、スウェーデンの至宝といわれる名ピアニスト、ヤブロンスキーはグリーグの傑作を。山響初演奏となるダンソン第2番は、南米のあらゆる音楽と熱狂を描き、作曲者マルケスの娘リリーに捧げられた。