誠実な音楽づくりが魅力の山元富雄先生をお招きして、ベートーヴェンの交響曲第６番《田園》などを演奏いたします。
《田園》といえば、各楽章ともそれぞれ優れた描写・表現がされていますが、やはり特筆すべきは第４楽章の雷雨・嵐の様子ではないでしょうか。近づく雷雲に逃げ惑う人々や動物。急激に強まる雨の中の、大きな雷。閃光、雷鳴。吹き荒れる風と強い雨。激しい嵐が落ち着き、雷雲が遠ざかった空の合間から差し込む明るい光。そして第５楽章へと続き、嵐の後の人々の安心感や喜ばしい気持ち、自然への感謝の気持ちが描写されます。
５月21日の演奏会でも、《田園》で表現されている情景や《田園》の曲の世界にいる人々の感情や様子が皆様に伝わるような演奏になればよいなと思っております。
現在のこの世界にも、第４楽章の終わりの明るい光が訪れますようにとの願いを込めて。

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国分寺フィルハーモニー管弦楽団　第62回定期演奏会
日時：2022年5月21日（土）午後２時開演（午後１時開場）
会場：ルネこだいら 大ホール
　　　西武新宿線「小平駅」下車、南口から徒歩3分
指揮：山元 富雄
曲目：ドヴォルザーク／序曲《謝肉祭》作品92
　　　ドリーブ／バレエ組曲《シルヴィア》作品16
　　　ベートーヴェン／交響曲第６番 ヘ長調 作品68《田園》
入場料：800円（全自由席）
＊感染症拡大防止対策について、必ずこちらをご確認ください。
　　http://kokuphil.xrea.jp/covid_19.html
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★感染症拡大防止対策の観点から、チケットの事前のお取り置きは行っておりません。恐れ入りますが、当日会場にて当日券をご購入ください。ご事情ご賢察の上ご諒解くださいますようお願い申し上げます。
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