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演奏プログラム
コンサートについて
音楽で詩情あふれるドラマを描く
世界の主要歌劇場やオーケストラを指揮して高く評価される世界的指揮者準・メルクルが、PAC 定期初登場。19世紀末に書かれた、詩情に満ちた作品を届けます。
ドヴォルザークの交響詩「水の精」は、ボヘミアの作家、カレル・ヤロミール・エルベンの詩に基づく 作品。湖に住む水の精と、彼の妻となった人間の女性、彼女の母をめぐる悲しい物語が描かれます。続くチェロ協奏曲のソリストは、1988年パリ生まれ、2017年にドイツ・グラモフォンと専属契約を締結 したカミーユ・トマ。ドヴォルザークの天才的な旋律を美しく歌い上げます。コロナ禍で外出禁止令が 出た2020年4月、自宅の屋根の上でチェロを弾く動画もSNSで話題となりました。
後半はR.シュトラウスの「ツァラトゥストラはかく語りき」。ニーチェの著作から着想を得て書かれた この交響詩は、映画「2001年宇宙の旅」で流れる“自然の動機”でもおなじみです。
佐渡裕芸術監督は、若き日にタングルウッドで共に学んだ準・メルクルを、「オーケストラビルダーと しての能力が大変高い」と評します。PACとともに、音楽で壮大なドラマを描いてくれることでしょう。