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リヒャルト・シュトラウス

Richard Strauss

リヒャルト・シュトラウス

ドイツ | 1864年生 – 1949年没 | 40曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

リヒャルト・シュトラウス(1864-1949)は、19世紀末から20世紀前半に活躍したドイツの作曲家・指揮者である。宮廷ホルン奏者の父のもと、幼少期は保守的な音楽教育を受けた。しかし、指揮活動を通じてリストやワーグナーの音楽に触れ、作風は標題音楽、特に交響詩へと傾倒していった。1888年の交響詩「ドン・ファン」の成功により、彼は新時代の作曲家としての地位を確立した。20世紀に入ってからはオペラにも本格的に取り組み、数々の革新的な作品を発表。ナチス政権下での活動もあったが、戦後は無罪となり、スイスでその生涯を閉じた。 シュトラウスはワーグナーとリストの後継者と見なされ、壮大で華麗な管弦楽法が最大の特徴である。オーケストラを色彩豊かに、また自在に操る才能に長けていた。彼は標題音楽、特に交響詩の分野で、具体的な情景や物語を描写する作品を多く生み出した。登場人物や情景にモチーフを設定し、それを展開・発展させることで、物語性や登場人物の感情の機微を深く表現した。情熱的なメロディーと豊かなオーケストレーションにより、愛や喜び、哀愁といった人間の多様な感情を描き出し、オペラにおいても20世紀前半の重要な作品を数多く残した。 代表作には、若き日の情熱を描き名声を確立した交響詩「ドン・ファン」がある。ニーチェの哲学に触発された壮大な交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」は、映画「2001年宇宙の旅」での使用により世界的に知られる。オペラでは、優美な旋律と豊かなオーケストレーションが特徴の喜劇「ばらの騎士」が特に有名である。これらの作品を通じて、彼は後期ロマン派の管弦楽法と標題音楽の可能性を極限まで広げ、20世紀の音楽に多大な影響を与えた。

収録楽曲