7/18定期Aと同演目

バス／ジョン・レリエ*
メゾソプラノ／シルヴィア・ヴェレシュ*

アンサンブル・アンテルコンタンポラン首席指揮者、ヘルシンキ・フィル首席指揮者、LAフィル首席客演指揮者など要職を歴任してきたスザンナ・マルッキは、サロネンらに続く世代のフィンランドの出世頭。都響との初共演は、ベルリン・フィル定期でも指揮したバルトーク『青ひげ公の城』を中心とした意欲的なプログラム。しかも、青ひげ公には世界の名だたる歌劇場で大活躍中のバス歌手ジョン・レリエ、ユディットにはマルッキ指揮の『青ひげ公の城』CDでも同役をつとめているハンガリー出身のメゾソプラノ歌手シルヴィア・ヴェレシュという理想的なキャスティングを得て、近現代作品にひときわ優れた手腕を発揮するマルッキの真骨頂たるパフォーマンスが繰り広げられることでしょう。