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演奏プログラム
コンサートについて
【第657回定期演奏会】
2020年にマーラー5番の爆発的な名演を札響から引き出した下野竜也が、マーラー7番「夜の歌」を指揮します。マーラー自身はこの交響曲に副題は付けていませんが、第2楽章と第4楽章を夜曲(NACHTMUSIK)としたことから「夜の歌」(Lied der Nacht)と呼ばれるようになりました。ギターやマンドリン、テノールホルンなども登場するこの曲は、パッチワークのように様々な音楽が聞こえ、生で聴くと非常に愉しい。妻・アルマがマーラーの後期作品について「内容を理解する必要など本当はなくて、感じ取るだけで良いのです。それが分かればマーラーの作品はずっと身近なものになってきます」と言ったように、ただ感じていただきたいと思います。組み合わせるのはワーグナー「ヴェーゼンドンクの歌」。当時44歳のワーグナーが恋に落ちたのは、パトロンの若夫人、29歳のマティルデ・ヴェーゼンドンクでした。彼女の書いた愛への憧れと苦悩の詩を基に作られたこの美しい歌曲集。メゾソプラノ池田香織が響かせる愛の歌をお楽しみください。