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演奏プログラム
コンサートについて
オーケストラが描き上げるさまざまな大自然の姿
シーズンの最後を飾るのは、佐渡裕芸術監督こだわりの多彩なプログラム。20世紀イギリスの作曲家、ブリテンのオペラ「ピーター・グライムズ」は、1945年に初演された代表作。その組曲「4つの海の間奏曲」について佐渡芸術監督は、「バーンスタインが最後の来日公演で取り上げた特別なレパートリー。嵐や月の夜の情景を神秘的に描き、ブリテンの天才ぶりが示されている作品です。これまでPACでブリテンを紹介する機会は多くなかったけれど、今後取り上げていきたい大好きな作曲家」と話します。
同じく20世紀、ドイツで活躍したヒンデミットの室内協奏曲第5番は、ヴィオラの協奏的作品。ソリストには、佐渡芸術監督が演奏を聴いて圧倒されたという逸材、谷口朱佳を迎えます。
後半は、ドイツ後期ロマン派の作曲家、ブラームスの交響曲第2番。美しい湖畔の街ペルチャハで着手された作品で、大自然を思わせる穏やかな音楽が魅力です。
「20世紀の新しい作品に触れつつ、ドイツ音楽を代表するあたたかい作品をじっくり楽しむことで、やはりオーケストラっていいなと感じていただけたら」と佐渡芸術監督。その音と描写力に圧倒される時間を、お楽しみに。