メインコンテンツへスキップ
View this site in English →
ベンジャミン・ブリテン

Benjamin Britten

ベンジャミン・ブリテン

イギリス | 1913年生 – 1976年没 | 172曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

ベンジャミン・ブリテン(1913年 - 1976年)は、20世紀を代表するイギリスの作曲家、指揮者、ピアニストである。幼少期から音楽の才能を発揮し、作曲家フランク・ブリッジに師事した後、王立音楽大学で学んだ。在学中から初期の代表作を生み出し、古典から現代まで幅広い音楽に関心を持った。1945年のオペラ『ピーター・グライムズ』の成功は、彼の創作活動の充実期を告げた。生涯のパートナーであるテノール歌手ピーター・ピアーズは、ブリテンの創作に大きな影響を与えた。ブリテンは指揮者としても自作自演を多く残し、晩年には作曲家として終身男爵の称号を受けた。 ブリテンの音楽は、伝統的、民族的、現代的な感覚が混ざり合う多様な作風が特徴である。20世紀の作曲家でありながら調性を放棄せず、それを活かして新しい音楽を創造する姿勢を持っていた。楽器を知り尽くした上で書かれた作品は、キャラクターが際立ち、難解さとは異なる分かりやすく心情に訴えかけるメロディーを持つ。その音楽は、抑制された英国的な響きを感じさせる。また、反戦主義者としての平和主義の信念が、多くの作品に強く刻印されていることも彼の作風の重要な要素である。 代表作として、1945年に初演され大成功を収めたオペラ『ピーター・グライムズ』がある。社会的弱者へのブリテンの思いが込められたこの作品は、その後の彼の充実した創作期間の幕開けとなった。同じく1945年発表の『青少年のための管弦楽入門〜ヘンリー・パーセルの主題による変奏曲とフーガ〜』は、オーケストラの各楽器を紹介する教育的な作品として広く親しまれている。そして、反戦主義者であったブリテンの信念が強く表れた『戦争レクイエム』(1962年)は、ラテン語のレクイエム典礼文と第一次世界大戦の詩を組み合わせ、戦争の悲惨さと鎮魂を表現した傑作である。

収録楽曲