演奏プログラム
コンサートについて
昨年度、創立50周年を迎えた豊島区管弦楽団は、新たな一歩として第101回定期演奏会を開催いたします。
メインプログラムとして、ドイツの作曲家ブラームスが着想から完成までに21年という歳月を費やして完成させた交響曲第1番に、16年ぶりに取り組みます。交響曲を書くのであればベートーヴェンの交響曲に比肩する曲を、との想いから長期にわたり推敲を重ねて完成した本作品は緊張感に満ちており、精緻なアンサンブルが要求され、新たな一歩に相応しい名作であると考えています。
演奏会前半は、同じくブラームスの悲劇的序曲と、イギリスの作曲家エルガーの独創主題による変奏曲「エニグマ」を演奏します。
同時に作曲された「大学祝典序曲」と陽と陰の対をなす「悲劇的序曲」は、形式的に交響曲第1番第4楽章との共通性が認められ、ニ短調の緊張感のある響きと情熱的な楽想が魅力的です。
エニグマ変奏曲は、エルガーが主題と友人たちを想定した14の変奏からなる、いかにもエルガーらしいユニークな作品です。エルガーの楽曲は技術的に演奏が難しいことが多く、エニグマ変奏曲も例外ではなく、アマチュアオーケストラではなかなか様になりません。どこまで曲の魅力を引き出せるか、ご期待ください。
いずれもクラシック音楽ファンの間ではよく知られた名曲で、皆様に楽しんでいただけるプログラムです。