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カミーユ・サン=サーンス

Camille Saint-Saens

カミーユ・サン=サーンス

フランス | 1835年生 – 1921年没 | 176曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

カミーユ・サン=サーンスは、1835年10月9日にパリで生まれ、1921年12月16日に86歳で没したフランスの作曲家、ピアニスト、オルガニスト、指揮者である。幼少期から非凡な才能を示し、2歳半でピアノを弾き始め、10歳で公式デビューを果たした神童であった。13歳でパリ音楽院に入学し、若くして最初の交響曲を作曲した。音楽院卒業後はサン=メリ教会、次いでパリのマドレーヌ寺院のオルガニストを22年間務め、その名声を確立した。1871年には、フランスの若い作曲家が自作を発表する場として国民音楽協会を設立し、フランス音楽の振興に尽力した。晩年には新しい音楽様式との隔たりから「時代遅れ」と見なされることもあったが、その功績は大きい。 サン=サーンスの音楽は、バッハやモーツァルトなどの古典派音楽の伝統を尊重しつつ、同時代の新たな音楽技法を積極的に取り入れ、独自のスタイルを確立した。明快な構造と洗練された旋律、そして楽器の特性を最大限に生かした巧みなオーケストレーションが特徴である。生涯で300曲以上の作品を残し、あらゆるジャンルに名曲が存在する多作な作曲家として知られる。また、詩、天文学、生物学など音楽以外の多様な分野にも才能を発揮した教養人でもあった。彼の作品は、フランス人らしいエスプリの効いたユーモアや人生の楽しさを音楽に込めたものと評される。 サン=サーンスの代表作としては、組曲『動物の謝肉祭』が最も広く知られている。この作品はユーモアと卓越した管弦楽法が特徴で、特に「白鳥」は有名である。交響曲第3番ハ短調作品78『オルガン付き』は、オルガンを大規模に使用した壮大な作品であり、彼の交響曲の最高傑作とされる。また、オペラ『サムソンとデリラ』は1877年に初演された彼の最も成功したオペラ作品であり、現在でも頻繁に上演されている。サン=サーンスは、国民音楽協会の設立を通じてフランス音楽の発展に貢献し、その後のフランス音楽史に大きな足跡を残した。

収録楽曲