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ニコライ・リムスキー=コルサコフ

Nikolai Andreyevich Rimsky-Korsakov

ニコライ・リムスキー=コルサコフ

ロシア | 1844年生 – 1908年没 | 109曲収録
この作曲家の曲が聴けるコンサート

略歴

ニコライ・リムスキー=コルサコフ(1844-1908)は、ロシアの国民楽派を代表する作曲家である。軍人貴族の家庭に生まれ、幼少期から音楽の才能を示した。12歳で海軍兵学校に入学し、士官として海外遠征を経験。この航海は後の作品における海の表現に影響を与えた。海軍在籍中にミリイ・バラキレフと出会い、「ロシア五人組」の一員となる。1871年には独学が主であったにもかかわらずサンクトペテルブルク音楽院の教授に就任。その後、理論的知識を猛勉強して専門的な作曲家へと成長した。また、ボロディンやムソルグスキーといった仲間たちの未完作品の整理・補筆にも大きく貢献した。 リムスキー=コルサコフの音楽は、華麗でありながら理知的で簡潔な作風が特徴である。彼は卓越した管弦楽法の大家として知られ、各楽器の特性を深く理解し、色彩豊かな音響を作り出すことに成功した。特に木管楽器の使用法は独創的で、管楽器の新たな可能性を開拓した。ロシアの民話や文学を題材にした作品が多く、民族的色彩感や東洋的な要素を効果的に取り入れ、独自の音楽世界を築き上げた。海軍士官としての経験から、海の描写も得意とした。 代表作には、交響組曲「シェヘラザード」作品35がある。これは美しい旋律と豊かなオーケストレーションが際立つ彼の代表曲である。歌劇「サルタン皇帝の物語」より「熊蜂の飛行」は、高速で複雑な旋律が特徴で広く親しまれている。また、スペインの民謡を素材とした管弦楽曲「スペイン奇想曲」作品34は、躍動感のあるリズムと管弦楽法の輝かしい例として知られる。彼の作品は日本でも人気が高く、教育者としても優れ、理論書「管弦楽法原理」は後進に大きな影響を与えた。

収録楽曲